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代表 木村黒バック写真 コラム「組織の成長加速法」-第3話 誤解から解放せよ!

先日ある経営者の方とお話していたら、「次部下が辞めたらアイツを切ろうと思ってるんですよ」と怒りを静めるようにお話を始めました。

「今月もまた辞める奴がいるんですけど、全部部下が悪いような口ぶりで、
もうダメかなってね。そう思ったんですよ」

その事業部長の事を随分気にかけてらして、なんとか育って欲しいと
思いながらも、他とのバランス、事業の成長スピードを鑑みて
悩んでいらっしゃるようでした。

実際、その事業部長が部下と話すと時の態度ときたら、
まぁ、相手を馬鹿にするような態度、言葉なのです。

「こりゃ部下が育たないのも当たり前だな」と私も最初思いました。
私のコンサルティングに対しても、適当にやり過ごそうとするのです。

ところが、ある時からがらりと変わりました。

自分がなぜその理由をとり続けるのか、本当の理由が明らかに
なったからでした。

後から分かったことですが、
一緒に始めた他の事業部長達の変わりように焦りを感じながらも、
なかなか変化の糸口をつかめず、本人も困り果てていたとのこと。

この仕事の面白さでもあり、困難な点でもあるのですが、
人の変化のスピードは、読み切れないところがあります。

変わらなければいけない事柄が明確になっても尚、
具体的な一歩が踏み出せず、ジタバタする人もいるのです。

当初は悪気なく身につけた悪癖を直そうにも、気づいた時は
やり方がわからない、なんてことがあるのです。

この事業部長の場合もそうでした。

本人にはそう思えても、私にとっては、もう経験済みです。
だから、具体的な処方箋を渡すことができるのですが、
それを相手が素直に受け取るかは別問題です。

一方で私が思うに、具体的なステップに取り組めるかどうか
は、ただの時間の問題です。

ですが、何よりも大切なことは、
自分が誤解していたことに相手が気づくことです。

誤解をしている限り、同じ行動を悪気無くとり続けるのが
人です。

だって、その人にとっては、誤解した現実が、唯一の現実
なのですから。

話は変わりますが、トイストーリーという映画をご存じ
でしょうか?

ディズニーの映画なのですが、その映画に出てくる主人公の
一人が、バズ。

バズは、誤解をしていて変な行動をとり続けます。

それを見ていたもう一人の主人公のウッディーが
「バズ、お前、誤解しているぞ」って、何度も何度も
言うわけですが、

バズはいつもこう言います。

「俺は宇宙の平和を守るヒーローなんだ」

これは、バズが自分の正体を認識するまで続くのです。

どんなに能力があっても、
どんなに経験があっても、

バズのように、誤解をしたままでは、早晩会社のお荷物に
なってしまいます。

御社にバズのように誤解をしたままの経営幹部は
いませんか?

一日も早く、経営幹部の誤解を取り除いてあげて
ください。

バズを誤解から解放してあげること。

それは、社長ご自身にとって、会社にとって、
そして、本人にとって、最善のことですから。

組織の成長加速コンサルタント 木村英一