
第207回 なぜ部下は動かないのか?トップ営業がリーダーへ変わるための鍵
これまでご支援してきた事例を振り返ると、どの企業でも「トップ営業」の方がいきなりチームを率いて成功するケースは珍しいものでした。K社長が「うちは営業会社です」と断言されたその言葉が象徴するように、N社には他社にはない、独特の営…
			
							
				「組織の成長加速法」			
			今週の提言コラム			当コラムは、組織の成果を加速的に増大させるための、気づき、ヒントをつづった専門コラムとなります。オーナー社長の方々、ぜひご活用下さい。(毎週水曜日更新)

これまでご支援してきた事例を振り返ると、どの企業でも「トップ営業」の方がいきなりチームを率いて成功するケースは珍しいものでした。K社長が「うちは営業会社です」と断言されたその言葉が象徴するように、N社には他社にはない、独特の営…

創業経営者のM社長とのご縁は、以前ご支援した企業の創業者からの紹介がきっかけでした。M社長は経営理念を重視し、社員や外部のパートナーを引きつける魅力を持つ方でした。ある地域で成功を収めた後、東京に進出し、ゼロからわずか3年で年…

「Kみたいにさせるな」「あのK課長に似ているんじゃないか?」 ある企業の課長、Kさんは、悪い管理職の代名詞のように語られる存在でした。社長や部長からも、そのように言われることが多かったのです。 ただ、このように書くと陰湿な職場環境を想像する…

「社員のレベルが高くない。それは自分の責任だが、この状況で本当に圧倒的な成果を上げることは可能なのか?」 これは先日、ある創業経営者からいただいたご質問です。 結論から言います――「できます!」 なぜなら、成果を…

顧客から選ばれ続ける組織の条件 先日、3年ぶりに金融業を営むM社長からご連絡をいただきました。M社長とは8年以上にわたり、営業支店長、次世代リーダー、営業マンの育成をご支援し、総勢20名以上の方々の成長に寄与してきました。今回のご相談内容は…

先日、とある会社の専務とお話する機会がありました。その方は次期社長候補と目され、組織を担うリーダーとしての自覚と熱意が滲み出ていました。会話の中で、専務は満足げにこう語りました。 「今年の新卒社員、ほぼ全員が10月には一人立ちして戦力になっ…

人には「意識」があることは確かですが、人の意識は目に見えません。そのため、なかなか捉えどころがないのです。人の意識には困った特性があります。ほんの些細なことで、あちらこちらに動き出し、本人も手がつけられない状態になることです。組織運営上、社…

組織運営において、古くて新しい問題。それが「部下に指示を出せず、仕事を抱え込んでしまうリーダー」の存在です。この問題は初心者リーダーが直面する典型的な課題と思われがちですが、実際にはそれだけではありません。これまで1,000名以上のリーダー…

輝かしい未来か、地獄か――それは、今すでに組織の中にある 半導体、テレビ、パソコン、太陽光パネル。これらはかつて、日本が世界No.1を誇った製品群です。半導体以外は、コモディティ化や技術の陳腐化、新興国の技術力向上など、さまざまな避けがたい…

西日本を中心に展開する企業で、東京も含めて6支店を持つ会社です。関西支店の支店長は50歳半ばの大ベテラン。しかし、毎月1回開かれる支店長会議での発言内容と、実際の支店の状況との間に差があることが度々問題とされてきました。支店長を飛び越えて本…